不定期連載 ヒロシマ日記<28>被爆体験記朗読会(2019.11.12)

昨日、被爆体験記朗読会に朗読ボランティアとして参加してきました。

これは、国立広島原爆死没者追悼平和祈念館が14年前から開催しているもので、

被爆体験記や原爆詩を読み語ることで、

被爆者の記憶や思いを共有しようという取り組みです。

今回、朗読会に参加してくれたのは、神戸の小学校の6年生たち。

学校で原爆について勉強を重ね、この度、修学旅行で広島を訪れてくれました。

朗読会の前に、担任の先生が子供たちに言いました。

「今日は原爆資料館を見学しますが、その前にこの朗読会を経験してほしかった。

朗読だからこそ伝わる言葉の力を知ってほしいし、

きっと朗読を聞いた後に被爆資料を見ることで、より感じるものがあるはず。」

私は先生の熱い思いに胸を打たれると同時に、

自分の朗読が重要な意味を持つことを再認識し、身の引き締まる思いでした。

 

朗読会では3人の朗読ボランティアが、交代で朗読をします。

声質も表現の仕方も人それぞれ。

正解・不正解はなく、その違いを感じられるのも、朗読会の良さだと思います。

私も他のボランティアの方の朗読を聞いて、

こんな読み方もいいな、次は真似をして読んでみようかななどと、勉強になっています。

子ども達の心には、どんな言葉が響いたのでしょうか。

 

子ども達は後日、学校で下級生に向けて修学旅行の報告をするそうです。

被爆体験記の朗読を取り入れる案もあるとか。

純粋な子供たちが被爆者の思いをどう伝えてくれるのか、聞いてみたいな~。