月別アーカイブ: 2017年5月

ドタバタかいご備忘録⑫ 閉塞感

先日、世界的なアーティスト、オノ・ヨーコさんが、レビー小体型認知症であるという

報道がありました。

よく知られるアルツハイマー型と違い、幻視(実際にはないものが見える)や

幻聴(聞こえるはずのない音が聞こえる)が特徴的な症状です。

私の母は、パーキンソン病の発症から12年ほどで、認知症を発症しました。

「パーキンソン病に伴う認知症」という診断でしたが、レビー小体型に似た症状が多く、

幻視、幻聴、妄想が強く出ました。

「たった今、家の中に泥棒が入ってきた」「車の後部座席に人が挟まっている」

「盗聴器が仕掛けられている」…

母だけが見えているものにどう対応したらいいのか、悩んだ日々が、

オノ・ヨーコさんの報道でよみがえりました。

いずれまた、この備忘録で書きたいと思います。

 

 

母が広島に来て2か月が過ぎた頃。

毎晩3、4回のトイレ介助に加え、1歳に満たない娘の夜中の授乳もあった私は、

眠れない日々にストレスを感じ始めていました。

母に呼ばれたら、また何十分も寝かせてもらえない。

酷いうつ症状に付き合わなければならない。

そんな恐怖が強くなり、いつのまにか母に笑顔で接することができなくなっていました。

恥ずかしい話ですが、母の前であからさまにため息をついたり、

介助自体に丁寧さを欠いたりと、イライラした態度をとるようになりました。

さらに、「何回呼べば気が済むわけ?」「私まで病気にする気?」などと嫌味を口にし

「便が出ないくらいで死ぬわけないでしょ!」と声を荒げることも増えていきました。

広島に来てくれと頼んだのは自分なのに、本当にひどい娘ですよね。

一方の母も、「親不孝者!」「そんな冷たい娘、あんたくらいやわ!」などと

感情を露わにし、私と母の関係は日に日に悪くなっていきました。

育児休暇中だったこともあり、日中もいつ動けなくなるか分からない母から

片時も離れられず、私は24時間、逃げ場のない閉塞感に陥っていきました。

 

そんなある日、マンションの14階に住んでいた私は、ふとベランダに目をやりました。

(ここから飛び降りたら、この日々から抜け出せるのかな。)

 

そんなことを考えるなんて、今となってはどうかしていますが、

あの時の私は、ただただ、先の見えない苦しいループから逃げ出したかったのです。

 

蛙の子は蛙

昨日は、次男の保育園の参観日で、午前休みをもらって行ってきました。

竹馬の練習を見守り、子供と一緒にじゃんけんゲーム、給食の試食会に、

先生との懇談会もありました。

そんな中で、私が一番心に残ったのは、歌の時間。

子供達が、それぞれ自分のお母さんの方を向いて一生懸命歌うのですが、

私の顔をじっと見ながら真剣な顔で歌う次男の姿に、思わず涙が出てしまいました。

あ~恥ずかしい(汗)

全くもって、泣かせる歌ではないのに、私、本当に涙もろくて困ります。

周りに泣いているのをバレないようにするのに必死でした(^_^;)

 

我が家は、このところ、長女が中学で吹奏楽部に入り、毎日朝練。

長男が野球チームに入り、土日はお弁当持参で朝から夕方まで練習と、

上の子達のことで急に忙しくなりました。

次男の顔をこんなに穏やかな気持ちで、まじまじと見つめたのは

久しぶりだったかもしれません。

 

夜、「お母さんね、歌を歌っている顔を見ていたら、かわいくて涙がでちゃった。」

と伝えると、

「ぼくも、なみだがでそうになった。」と次男。

「このあと、おかあさん、かいしゃにいっちゃうんだなとおもったら、さみしくなった。」

そうです。

そういえば、終始ニコリともせず歌っていたのは、私と同じ、涙をこらえていたんですね。

蛙の子は蛙です(*^_^*)

ドタバタかいご備忘録⑪ 夜中の介護

母は、きまって、夜中に3、4回トイレに行きたくなりました。

しかし、夜中は薬が飲めず、最も体が動かない時間。

そのため、トイレの度に介助が必要になります。

母はトイレに行きたくなると、向かいの部屋で寝ている私を呼びました。

私は目を覚まし、母の部屋へ。

ベッドの上で固い人形のように動けなくなっている母を起こし、

向かい合う形で母の両手を持ち、倒れないよう気をつけながらトイレまで連れて行きます。

トイレに着くと、手すりに捕まってもらっている間にズボンをさげ、便座に座らせ、姿勢を正します。

これで用を足して一件落着、といけばいいのですが、実は大変なのはここからでした。

母は、パーキンソン病の症状の一つ、極度の便秘でした。

夜中にトイレに行くと必ず便意をもよおし、一方でなかなかな便が出ず、

そのままトイレに1時間近くこもることもしょっちゅうでした。

その間、私は、ずっとトイレのそばで母を待つことになります。

というのも、母は姿勢を自分で保つことができず、10分くらいすると

便座の上で体がくの字に曲がり、便座からずり落ちそうになってしまいます。

そのため、私が母の体を起こしたり、座り直らせたりしなければなりません。

また、夜中のうつ症状は特に激しく、

「このまま便が出ず、腸が詰まって死んでしまう」と思いこんでしまうため、

「大丈夫だよ」となだめたり、時には便が出るようお腹をさすったりが必要になるのです。

それでも便が出ることはあまりなく、母が「もうやめる」とあきらめた時が終わりのタイミング。

母を便座から立たせ、手すりに捕まってもらい、手が動かない母に代わっておしりを拭き、

ズボンをあげて、また両手を支えてベッドに連れて行き、横になってもらいます。

これでようやく、私は自分のベッドに戻ることができるのですが、

また1、2時間ほどすると私を呼ぶ声が聞こえるのでした。

 

(この頃の母は、病気で変わった自分を写してほしくないと言って、写真がほとんど残っていません。)

我が家にとっても「おいCハナシ」♡

昨日のテレビ派、「おいCハナシ」のコーナーでは、

カープのキャラ弁作りをご紹介しました。

 

今朝、早速、我が家の末っ子の遠足のお弁当に作ってみました!

プチトマトで赤ヘル!

プチトマトのヘタを取り、端っこを薄くカット。これが赤ヘルの“つば”になります。

残ったトマトに切り込みを入れ、“つば”を差し込み、マヨネーズで「C」を描くだけ。

昨日の今日で作れちゃう簡単さです♪

 

息子に見せると、「かわいい!」と満面の笑み。

「おべんとうにいれるの?うれしい!おかあさん、ありがとう!」と、

まるでプレゼントでももらったかのような感激ぶり。

こんなにちょっとしたことで、子供って、心から喜んでくれるんですね~。

子供の純粋さに、心が洗われました。

 

さらに、家を出る玄関先でも、

「おべんとう、うれしい。ありがとう。」と念押しされましたよ(*^_^*)

 

そろそろお弁当の時間かな?

お弁当がひっくり返って、「C」の字が消えていませんように…。

 

今日のテレビ派は、今からでも間に合う、母の日ギフト特集です!

 

 

野球、始めます!

長男が、この度、野球を始めることになりました。

きっかけは、やはり、カープ!

去年の強いカープを見るにつけ、野球に関する会話が増え、

暇さえあればお父さんとキャッチボールをし、公園に行けば友達と野球ゲーム、

家に帰れば野球盤と、まるで、熱烈な恋でもしたかのようにのめり込みました。

ちなみに、レンタルビデオも「タッチ」(あだち充)にはまり、

学校の自己紹介で「好きなキャラクターは〝タッチ〟のタッちゃん」と

言い放ったそうです。(今の小4に分かるのか疑問(^_^;))

そんな中、先日、同級生のお父さんが監督を務める野球チームで、練習体験をしてきました。

ダッシュなどのウォーミングアップに始まり、キャッチボール、ゴロやフライさばき、

バッティングにゲーム形式と、一通り経験させていただきました。

バッティングでは、スイングのたびに、体ごとフィギュアスケートのスピンのように

クルクル回っていましたが(笑)、

ゲームでは出塁し、ホームも踏むことができて、ご満悦でした。

 

それにしても、炎天下で長時間の練習をやり抜く子供達もすごいですが、

そんな子供達に土日返上で教えて下さる監督やコーチといった大人の皆さんに、

頭が下がる思いでした。

長男の野球熱は、今後ますます高まりそうです。