月別アーカイブ: 2017年7月

ドタバタかいご備忘録⑱ ショートステイの勧め

私が仕事に復帰し、母が少し自立した生活を送ってくれるようになったとはいえ、

私の心には全く余裕がありませんでした。

ブランクあけの仕事、初めての育児、そして、ゴールの見えない介護が一度にやって来て、

いつも追い込まれているような状態。

それを理由にしてはいけないと分かっていても、母に優しく接することができず、

ケンカが絶えませんでした。

そんな母と私が頼りにしていた一人が、介護保険のスペシャリストといわれる、

ケアマネージャーでした。

当時のケアマネージャーは、母と年が近かったこともあり、

母のよき相談相手になってくださっていました。

また、家族の介護の負担がなんとか軽減できないか、考えてくださいました。

そして、ある日、こんな提案をされました。

「月に1度でも、週末だけ、ショートステイを利用してはどうでしょう。」

ショートステイとは、在宅介護中の高齢者が短期間だけ介護施設に入所するサービスです。

介護者の体調不良や、家を数日留守にするなど、自宅での介護が一時的にできない時に

利用できます。

ケアマネージャーは、母の事をお願いできる身内が近くにいなかった私に、

休養日を持つことを勧めてくださったのです。

それは、ギスギスしていた親子の関係を改善するきっかけにしてほしいとの

思いからでもありました。

 

けっこん

「おおきくなったらおかあさんとけっこんする!」

男の子のいる母親にとっては、「ムフフ」な発言ですよね。

超おばあちゃん子の我が家の次男も、結婚相手だけは「おかあさん」と言ってくれるのが、

私の喜びでした。

しかし、そんな次男が先日、こんなことを言ってきました。

 

「おともだちにね、『おかあさんはおとうさんとけっこんしているから、けっこんできないよ』

といわれたの。

ぼく、どうすればいいんだろうって、あたまがまっしろになったよ。」

 

5歳でも「頭が真っ白」って使うんですね。

その言い方があまりにかわいくて、本当に結婚したくなりました(笑)

ドタバタかいご備忘録⑰ 週末の悩み

母を広島に呼んでよかったことの一つに、私の仕事ぶりを見てもらえたことがあります。

それまでは、広島で毎日のようにテレビに出ていても、

福井にいた母に見てもらえないのが残念でした。

広島に来て、私が出演する夕方を毎日楽しみにしている様子は、

気恥ずかしさもありましたが、親孝行ができたようで嬉しかったです。

たまに、私のテレビでの言動に鋭い指摘をしてくることもあって、

そんな時は耳が痛かったですが…(汗)

 

一方で、この頃の私の悩みは、週末の過ごし方でした。

平日は母と過ごす時間が少ない分、土日は家族一緒の時間をと、

母を連れて出かけるのですが、外出先で何度も薬が切れて動けなくなるので、

私は薬を気にしたり、トイレや歩行の介助をしたりで、気が休まりませんでした。

さらに、子供に対しても、平日遊んでやれない分、相手をしてやりたいのですが、

家族で出かけても私は母の事でいっぱいいっぱい。

いつのまにか娘や夫と別行動になっていて、寂しさを感じていました。

そこで、母と出かけるのは土日のどちらかにして、

週に一日は仕事のことも介護のことも考えなくていい日を作ろうとしました。

しかし、母を残して家を出る時、寂しそうな顔をされたり、

「行ってしまうんやね。」と言われたりするのが辛く、外出中も気が晴れないのです。

近くに、姉(横浜在住)や、母のきょうだい(福井在住)が住んでいたら、

たまに母の事をお願いできるのに…と何度思ったか分かりません。