広島には被爆した建物が約100あるといわれています。

きょうはそのうちの2か所に行きました。

広島市南区の旧広島陸軍被服支廠は爆心地から2,7キロの場所にあります。

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被爆直後は救護所となり、その時のすさまじい様子は峠三吉の詩にも記されています。

被爆70年となる今年初めて被服支廠の敷地内で慰霊祭が8月8日(土)9時30分から開かれます。

普段は施錠され敷地内に入ることはなかなかできませんが、慰霊祭の日はだれでも参列できます。

被爆建物は過去を知る一つの道しるべ。被爆建物については、保存と活用について模索が続い

ています。歴史的、建築的な価値、そして何より原爆を伝える建物として生かしていけたら世界に

向けての大きな発信力になると感じます。

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広島市中区にある袋町小学校も被爆建物です。爆心地からは460メートルの距離にあります。

日頃、全国各地からの修学旅行生が平和学習に訪れます。きょうは午前中だけで夏休み中の

家族連れなど100人以上が見学に来られました。

案内してくださったのは、ミスター赤ヘルあの方と同姓同名、山本浩二さんです。

被爆直後、校舎の壁が安否を知らせる伝言板となりました。

床に飛び散ったわずかなチョークで書き残したものです。

建て替え調査の時に漆喰の下から発見され、現在は被爆資料として展示しています。

生きていることを信じて必死に書き残した伝言の行方はどうなったのか。

70年前を昨日のことのように感じるメッセージが平和を訴えてきます。