オバマ大統領の広島訪問で注目が高まり、今年の8月6日広島を訪れる人が例年より増えたように
感じました。
8月6日、平和公園を訪れた外国人の方を中心に質問しました。
「なぜこの日に広島へ来ましたか?」
「ここで何が起きたか実際に来て知りたかった」(ノルゥエー22歳学生)
「被爆者の方の話を聞いて何を感じましたか?」
「核兵器を作ったニューメキシコ州から来ました。核兵器の違う側面
を知り、帰って子どもたちに伝えたい」(アメリカ小学校教師)
「ダイ・イン」に参加した女子高校生は「本当に平和だったらデモは
しなくていい。戦争がなくなって欲しい」と訴えるように語りました。
被爆者の方の高齢化が進む中、今後どう繋ぎ伝えていくのか。
広島を訪れた人が何を見て何を感じ、先のことをどう考えたのか。
今年は特にその声を聴きたく、番組でもお届けしました。
そして、オリンピックの開会式に込められたメッセージから4年後の東京オリンピックで
日本は世界にむけて何を発信するのか、心に響く開会式になるようにと今から願っています。