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75年目の夏

1945年8月6日8時15分、米兵が被爆した捕虜収容所跡に建つビルに、

けさ8時15分森重昭さんの姿がありました。

WATCH「被爆米兵」ダイジェスト https://www.youtube.com/watch?v=VNlaVceOo5k&list=PLa-SDzkovAiPBeUEjpYMS0MChk_aLYoGd&index=16

2016年アメリカのオバマ前大統領来広時に、森さんとオバマ氏が抱擁する姿が全世界に発信されたシーンは今も目に焼き付いています。

森さんは今も、被爆し亡くなった米兵についての調査を続け遺族と交流を続けています。被爆75年の今年ご遺族が広島を訪れ供養の会を開く予定でしたが、新型コロナウイルスの影響で見通しがつきません。核兵器がもたらした苦しみや悲しみは75年経った今なお続いています。

慰霊碑に刻まれた「安らかに眠って下さい 過ちは繰返しませぬから」という言葉は「核」のある地球に住む当事者の1人としてこれまで以上に胸に響きます。

海辺の映画館 キネマの玉手箱

尾道出身の大林宣彦監督の遺作「海辺の映画館 キネマの玉手箱」の上映が始まりました。

監督が闘病中に執筆した書籍「キネマの玉手箱」を携え、監督ゆかりのカフェ「コモン」へ。

本の中で監督のある発想に驚嘆しました。がんは人の命が尽きるとがんも一緒に死ぬ。

だから、自分が生きている限りがんも生かしてやれるからあまり暴れず利口になれと

がんに話しかけていたそうです。

そして、地球にとって人間が「がん細胞」なのではないかと気が付いたというのです。

進化しようとする中で地球温暖化をおし進めている現実。

大林監督は「人類がもっと長く生きることを考えなければいけないという思いに至った」と

記しています。コロナ禍で読んだこの言葉が心に刺さりました。

最新作では「映画で歴史は変えられないが、未来変えることはできる」という言葉が印象的です。監督を偲ぶ今年の夏。24時間テレビでは大林監督が愛した尾道の映画館の今をお伝えします。