月別アーカイブ: 2017年1月

〇〇探し

才能って何だろうと思う。
特に親になってから真剣です。
あの道があるかも、いやこの道かも。
現実的な話、これなら一生食っていけるとか、あるいはこれは稼げないとか。
子供だけじゃない、自分もこれから見つかる才能がまだあるかもなんてことも考えます。
実際こういう仕事をしていると、
50歳にして初めてアーチェリーにのめり込み、
いつの間にか世界大会に行ってしまった主婦とか、
定年退職後始めた趣味のモノづくりが評判を呼びネット販売で財を成したとか、
可能性は年齢ではないという人たちによく出会います。
ただ、あれです。
才能に溢れる人ならまだしも、
多くの人が自分の才能に気づくのは、やはり運です。
だからこそ親は子にいろんなことをさせたくなりますし、
つい「この子天才!才能ある!」という具合に盛り上がったりするのかもしれません。
「十で神童 十五で才子 二十過ぎれば只の人」とはよく言ったもので。
気をつけないといけないと改めて書きながら思います。

ただもう一つ、才能うんぬんではなく、
褒められて夢中になった経験というのも誰しも一つ二つあるはずです。
子供の頃、小学校に入ってすぐぐらいだっただろうか。
絵を描きました。
どんな絵か今でもはっきり覚えてます。
夜空を飛ぶ機関車。ひっぱる客車も色とりどりです。
大きな月と満天の星空。地上にも家をたくさん描いた。
人はあえて描きませんでした。子供心に、現実とは離れた世界を表現したかったんだろうと思う。

すごく褒められた。
学校の先生、両親。
記憶の中では初めての経験だったと思います。
それからです。
絵を描くのが好きになった。
そしてこれが大事なのかもしれない。
「絵が得意な気」になっていました。
その後、これが才能という現実なのか、
絵を描くことで稼げるほどまではいかなかったけれど、
学校の美術の成績はそこそこをキープしながら大人になりました。
今は子供に描いてあげると「上手上手」と喜ばれる。
大人になっても一応まだ褒められてます。

「才能探し」は大事だと思う。
でももう一つ、ただ褒めるという「良い所探し」ってもっと大事なんじゃないかと思う、
後輩の結婚にあたってスピーチを求められた今日この頃です。
おめでとさん。
IMG_6232