季節はいつも通り

進んでいくな、というのをきょう改めて感じました。

会社に行こうと外に出てみると、薄紅色の(って言いたくなっちゃう)ハナミズキが満開。
赤や濃いピンク色のツツジも綺麗に咲いていて、
少し見ない間に街はずいぶんとカラフルな雰囲気になっていました。

景色に極彩色が増えてくると、春も終わりが近いなと感じます。

先週はずっと在宅勤務だったため、会社に来るのは1週間以上ぶりでした。
テレビ派の規模縮小にともなって天気予報をお伝えすることはできないものの、
ニュースの取材や編集で番組作りに時々携わらせて頂いています。

そのため外に出て風景が少し変わっているのを見た時、プチ浦島太郎的な気分になりました。
エキキターレ(広テレ横の通り)の木ってこんなにモサモサ茂ってたっけ…!?みたいな。

でも、ふと見上げると、少し前まで毎日見ていた花がまだ咲いているのを見つけました。

桜の花です。
周りを青々とした若葉に囲まれていて、満開の時とは少し印象が違いますね。

今年の広島の桜の開花発表は3月22日。
それからもう1か月以上が経ちますが、桜のつぼみも全て同時に開くわけではないので、
こうして満開の頃より少し遅れて、緑に囲まれながら咲く花もあるんです。

よくよく目を凝らして、時には葉っぱをかき分けないと見つからない時もありますが…

でも、葉の隙間からこぼれた光の端っこで、
遅れて咲いたことなんて全く気にせず咲く姿は、とてもかっこよくて素敵です。

今年は特に、なんだか勇気をもらえる気がします。

 

【おまけ】

見頃を終えた桜の花も、最後の1輪が散るまで見ごたえがあります。
いくつか撮影したものをご紹介!

幹から咲くいわゆる「胴吹き」の花です。
桜の花は咲き始めから散り際にかけ、色が次第に【白→ピンク色】に変わっていくのですが、
風で揺れにくいからか、だいぶ色づいた花びらが散らずに綺麗に残っていました。
普段あまり見られない姿にちょっぴり色っぽさを感じたのは私だけでしょうか…?
裾から伸びる透き通った新芽も、淡いグラデーションで可愛らしいです。
こんな色合いの着物があったら着てみたい♪

これは完全に花びらが散って、萼片(がくへん)だけ残った状態。
よく見ると星型で、小さな赤い花が咲いているみたいです。
まさに“おまけ”みたいな気持ちで、いつも密かに楽しみにしています。

 

桜が「満開」と言われるのは、雨や風の影響をあまり受けなかったとしても1週間程度。
でも、最初のつぼみが開いてから、最後の花びらが落ちるまで見届けようとすると、
1か月以上、花を楽しむことができます。

そんなことを思いながら、ぜひ来年は。

どうか、来年こそは。